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小説タイトルジェネレーター

出版が実際に使う定型で小説の題を組み立てます。役どころを名指す名詞に、場所か複数形の名詞を重ねる形です。前半と後半の両方に意味を添えます。

名前そのものは英語です。この分野がもともと英語圏のものだからです。各名前の下に、それぞれの要素が日本語で何を意味するかを示します。

この区分で 3,080 通りの組み合わせ

  • The Gardener of Forgotten Chapels

    The Gardener of 庭師 + Forgotten Chapels 絶えた祈り

    庭師、絶えた祈り

  • The Weight of Lantern Makers

    The Weight of 重荷 + Lantern Makers 灯り作り

    重荷、灯り作り

  • The Book of Hidden Valleys

    The Book of 記録 + Hidden Valleys 見ぬ国

    記録、見ぬ国

  • The Inheritance of Open Windows

    The Inheritance of 望まぬ遺産 + Open Windows 開いた窓

    望まぬ遺産、開いた窓

  • The Making of Rival Houses

    The Making of 成り立ち + Rival Houses 相争う家々

    成り立ち、相争う家々

  • The Museum of Quiet Trades

    The Museum of 収蔵品 + Quiet Trades 内密の商い

    収蔵品、内密の商い

  • The Confession of Glass Houses

    The Confession of 告白 + Glass Houses ガラスの家

    告白、ガラスの家

  • The Harbour of Forgotten Chapels

    The Harbour of + Forgotten Chapels 絶えた祈り

    港、絶えた祈り

  • The Book of Lantern Makers

    The Book of 記録 + Lantern Makers 灯り作り

    記録、灯り作り

  • The Cartographer of Closed Doors

    The Cartographer of 地図師 + Closed Doors 密室の決定

    地図師、密室の決定

  • The Archivist of Absent Fathers

    The Archivist of 書庫番 + Absent Fathers 知る前に去りし者

    書庫番、知る前に去りし者

  • The Silence of Faint Signals

    The Silence of 沈黙 + Faint Signals 微かな信号

    沈黙、微かな信号

  • The Winter of Burnt Letters

    The Winter of 寒季 + Burnt Letters 焼かれた書簡

    寒季、焼かれた書簡

  • The Beekeeper of Thin Walls

    The Beekeeper of 蜂飼い + Thin Walls 薄い壁

    蜂飼い、薄い壁

  • The Memory of Falling Empires

    The Memory of 面影 + Falling Empires 崩れゆく帝国

    面影、崩れゆく帝国

  • The Undertaker of Winter Crossings

    The Undertaker of 葬り手 + Winter Crossings 逆風の旅

    葬り手、逆風の旅

  • The Archivist of Cold Kitchens

    The Archivist of 書庫番 + Cold Kitchens 冷えた竈

    書庫番、冷えた竈

  • The Nightwatchman of Wet Harvests

    The Nightwatchman of 夜警 + Wet Harvests 濡れた収穫

    夜警、濡れた収穫

  • The Apothecary of Nine Rivers

    The Apothecary of 薬師 + Nine Rivers 数えられた水路

    薬師、数えられた水路

  • The Winter of Distant Cousins

    The Winter of 寒季 + Distant Cousins 遠い縁者

    寒季、遠い縁者

  • The Making of Copper Mountains

    The Making of 成り立ち + Copper Mountains 銅の山

    成り立ち、銅の山

  • The Country of Bitter Orchards

    The Country of 境ある国 + Bitter Orchards 苦い果樹園

    境ある国、苦い果樹園

  • The Ruin of Bitter Orchards

    The Ruin of 緩やかな崩れ + Bitter Orchards 苦い果樹園

    緩やかな崩れ、苦い果樹園

  • The Inheritance of Vanished Towns

    The Inheritance of 望まぬ遺産 + Vanished Towns 消えた町々

    望まぬ遺産、消えた町々

小説の題の組み立て方

語源

英語の小説の題でいちばん働くのは、定冠詞に名詞を置き、ofでもう一つの名詞句を繋ぐ形です。The Cartographer of Closed Doorsのように、前半は職や役どころを名指して主人公の存在を約束し、後半は舞台と時代と気分を短く受け持ちます。定冠詞が付くだけで、その題はすでに知られたものの響きを帯びます。日本語には冠詞がないので、この最後の効果は語釈には写せません。そのぶん意味は「地図師、密室の決定」のように二つの要素を読点で並べ、両者の関係を決めつけずに置いてあります。

ほかの型は、具体性を捨てて気配を取ります。喚起力のある名詞を一語だけ置く題は、装画と著者名に全部を預けます。所有格の型は世界ではなく人と人の関係に焦点を絞ります。具体名詞と抽象名詞を組み合わせれば、商業寄りより文芸寄りに読めます。ジャンルはどの型にも効きます。ファンタジーは色と金属を選び、犯罪小説は脅威を指す名詞を選び、文芸は職業語と風景語を選びます。「蜂飼い、薄い壁」は後者の側、「寒季、焼かれた書簡」はその中間にあります。

商慣行の側の制約もあります。題は著作権の対象にならないので重複そのものは合法ですが、よく知られた本と同じ題を選ぶと、検索結果と推薦の枠をそちらに明け渡すことになります。決める前に書店の目録とISBNの索引を当たってください。題は書影の上に組まれ、一覧では親指の先ほどの大きさで表示されます。長い題ほど最初の二語か三語を強くする必要があり、まだ読んでいない書店員が口に出せる形でなければなりません。

質問

よくある質問

小説の題はどう決めればいいですか

物語の中心にある役どころ──職、関係、役職──を取り、その世界を決める場所か複数形の名詞と組み合わせてください。それだけで人物と舞台の両方が入った題になります。「蜂飼い、薄い壁」や「薬師、数えられた水路」はその形です。どれも合わないときは、終盤の章から具体的な像を一つ引き出してください。その本が何の話だったかを明かすのは、たいていそのあたりです。

同じ題の本が二冊あってもいいですか

構いません。題は著作権で保護されず、同じ題はジャンルをまたいで絶えず現れます。問題は法律ではなく商売のほうにあります。よく知られた本と題を共有すれば、検索でも推薦の仕組みでもその本と競うことになります。シリーズ名や際立って独自な題は商標として登録されている場合があるので、既存の作品群に近い語を使うときだけは登録の有無を確かめてください。

題の長さはどれくらいが適当ですか

刊行された小説の大半は二語から六語の幅に収まります。語り手の声を運べるなら長い題も働きますが、販売の一覧では切り詰められ、会話では短く言い換えられます。長さがどうであれ、最初の二語か三語だけで立つ形にしてください。書影の下に出るのはその部分で、読者が書店員に繰り返すのもその部分だからです。

ファンタジー小説の題を良くするには

型は変えず、語彙だけを重くします。ファンタジーの題は金属、色、天候、いまは失われた職の名に手を伸ばします。それらは世界を描写せずに世界を示すからです。馴染みのない要素は一つまでに留めてください。造語の名詞と造語の地名と造語の役職が同時に入った題は、立ち読みの読者に掴むところを何も残しません。「面影、崩れゆく帝国」は既知の語だけでできています。

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