映画タイトルジェネレーター
ポスターで読める短い映画の題を組み立てます。修飾語一つと名詞一つ、どちらにも意味を添え、小さく組まれても声に出しても残る形にしてあります。
名前そのものは英語です。この分野がもともと英語圏のものだからです。各名前の下に、それぞれの要素が日本語で何を意味するかを示します。
この区分で 3,127 通りの組み合わせ
- Molten Backwater
Molten 溶けた流れ + Backwater 僻地
溶けた流れ、僻地
- Pitiless Undertow
Pitiless 情け知らず + Undertow 底流
情け知らず、底流
- Steep Wilderness
Steep 険しさ + Wilderness 未開の地
険しさ、未開の地
- Rotten Country
Rotten 内腐れ + Country 広野
内腐れ、広野
- Meagre Backwater
Meagre 乏しさ + Backwater 僻地
乏しさ、僻地
- Sullen Snowfield
Sullen 不機嫌 + Snowfield 雪原
不機嫌、雪原
- Lean Thicket
Lean 切り詰め + Thicket 密生の藪
切り詰め、密生の藪
- Sheer Summer
Sheer 切り立ち + Summer 夏季
切り立ち、夏季
- Steep Departure
Steep 険しさ + Departure 出立
険しさ、出立
- Stolen Backwater
Stolen 盗まれた物 + Backwater 僻地
盗まれた物、僻地
- Stolen Arrival
Stolen 盗まれた物 + Arrival 到着
盗まれた物、到着
- Brazen Daylight
Brazen 厚顔 + Daylight 日中
厚顔、日中
- Godless Farmland
Godless 神なき世 + Farmland 耕作地
神なき世、耕作地
- Unclaimed Hollow
Unclaimed 無縁 + Hollow 凹地
無縁、凹地
- Bleak Procession
Bleak 寒々しさ + Procession 行列
寒々しさ、行列
- Sodden Errand
Sodden ずぶ濡れ + Errand 遣わされた用
ずぶ濡れ、遣わされた用
- Lean Borderland
Lean 切り詰め + Borderland 係争地
切り詰め、係争地
- Parched Remainder
Parched 渇き果て + Remainder 残り
渇き果て、残り
- Threadbare Backwater
Threadbare すり切れ + Backwater 僻地
すり切れ、僻地
- Frail Nightfall
Frail 脆さ + Nightfall 日暮れ
脆さ、日暮れ
- Sour Threshold
Sour 酸味 + Threshold 敷居
酸味、敷居
- Stark Refuge
Stark 剥き出し + Refuge 隠れ場所
剥き出し、隠れ場所
- Brazen Winter
Brazen 厚顔 + Winter 冬季
厚顔、冬季
- Stark Homecoming
Stark 剥き出し + Homecoming 帰還
剥き出し、帰還
映画の題の組み立て方
¶映画の題が短いのは、ポスターの上で働かなければならないからです。標準は二語で、調子を決める修飾語と、その世界を名指す名詞の組です。Brittle Harvestは「脆さ、収穫」、Sunken Passageは「水没、通行」、Godless Countryは「神なき世、広野」。名詞は字義の意味と比喩の意味を同時に背負うべきものです。そうすれば題は、観る前は出来事として読め、観たあとは主題として読めます。その二重の読みが、題と筋の要約とを分ける線です。
ジャンルは同じ型をそれぞれの方向に撓めます。ホラーは定冠詞と平凡な家庭内の名詞を好み、ありふれたものを狂って見せます。西部劇と農村の物語は風景語を取ります。舞台そのものが敵役だからです。スリラーは動詞から作った名詞──横断、出立、清算──を使って動きを約束します。喜劇は型をあえて破ります。真面目に読める題が真面目でなかったとき、その落差はポスターが単独で言える冗談になるからです。
実務上の制約は不自然なほど厳しいものです。題は配役表の上に一行で組まれるので、長いものは縮み、一覧の小さな表示では読めなくなります。ポスターを前にせず人に薦める相手が、口に出して言える形でもなければなりません。アメリカには加盟スタジオの間で題名の重複を裁定する登録機関があり、配給側は地域ごとに題を差し替えるのが常です。ある語句が別の土地で何を意味するかは、決める前に調べておいてください。
質問
映画の題はどう決めればいいですか
その映画の世界を名指す名詞を先に見つけ、その前に調子を決める修飾語を一つだけ置いてください。物語が終わったあとで、その名詞に第二の意味が生じるかを試します。良い題は同じ二語で出来事と主題の両方を言います。観たあとでなければ意味が通らない題は、題ではなく説明文です。Stark Refugeの「剥き出し、隠れ場所」はその点で成立しています。
同じ題の映画が二本あってもいいですか
法律の上では、たいてい構いません。題は著作権の対象ではないからです。ただし実務では、アメリカの加盟スタジオは題を登録機関に提出して衝突の裁定を受けますし、配給側は検索の流入と配信の情報が分断されるため重複を避けます。よく知られた映画と同じ題は、法律の問題になるずっと前に宣伝の問題になります。
映画の題の長さはどれくらいが適当ですか
長編の大半は一語から三語です。題は出演者名の上に一行で組まれるので、語が増えるたびにポスターでも配信の一覧でも文字が小さくなります。長い題も様式の表明として働くことはありますが、観客はすぐ略して呼びます。つまり自分の通り名を自分で下手に決めたことになります。
短編映画の良い題とは
具体性と抑制です。映画祭の選考係は、図版のない一覧で何百もの題を読みます。抽象語よりは像が勝ち、気の利いた名詞よりは素の名詞が勝ちます。約物を避け、数字を避け、すでに観た人にしか意味の通らない題を避けてください。届けたい相手はまさにその外側にいます。Bleak Processionの「寒々しさ、行列」のように、絵の見える二語で足ります。