アルバムタイトルジェネレーター
実際のレコードが使う言い切りの型でアルバムの題を組み立てます。枠になる句と名詞句の両方に意味を添え、12曲を抱えられる大きさにします。
名前そのものは英語です。この分野がもともと英語圏のものだからです。各名前の下に、それぞれの要素が日本語で何を意味するかを示します。
この区分で 2,958 通りの組み合わせ
- A History of Long Odds
A History of 来歴 + Long Odds 分の悪い賭け
来歴、分の悪い賭け
- Portraits of Low Light
Portraits of 肖像 + Low Light 薄明かり
肖像、薄明かり
- Studies in Quiet Machinery
Studies in 精査 + Quiet Machinery 静かな機構
精査、静かな機構
- Apologies for Rough Ground
Apologies for 陳謝 + Rough Ground 荒れ地
陳謝、荒れ地
- Traces of Difficult Weather
Traces of 遺された跡 + Difficult Weather 荒れ模様
遺された跡、荒れ模様
- The Colour of Empty Rooms
The Colour of 色合い + Empty Rooms 空き部屋
色合い、空き部屋
- Postcards from Half Measures
Postcards from 短い便り + Half Measures 中途半端さ
短い便り、中途半端さ
- Blueprints for Old Debts
Blueprints for 建てる前の図面 + Old Debts 積年の負債
建てる前の図面、積年の負債
- Rumours of Soft Landings
Rumours of 定かならぬ噂 + Soft Landings 柔らかな着地
定かならぬ噂、柔らかな着地
- Instructions for Blunt Instruments
Instructions for 仕組み + Blunt Instruments 鈍器
仕組み、鈍器
- Directions to Ordinary Light
Directions to 道順 + Ordinary Light ありふれた光
道順、ありふれた光
- Lessons in Cheap Wonder
Lessons in 教訓 + Cheap Wonder 安手の驚異
教訓、安手の驚異
- An Atlas of Second Cities
An Atlas of 地図帳 + Second Cities 第二の都市
地図帳、第二の都市
- An Inventory of Plain Speech
An Inventory of 総目録 + Plain Speech 飾らぬ言葉
総目録、飾らぬ言葉
- Portraits of Second Cities
Portraits of 肖像 + Second Cities 第二の都市
肖像、第二の都市
- Elegies for Small Disasters
Elegies for 喪の歌 + Small Disasters 小さな災厄
喪の歌、小さな災厄
- The Comfort of Low Light
The Comfort of 支え + Low Light 薄明かり
支え、薄明かり
- A Field Guide to Distant Thunder
A Field Guide to 図鑑 + Distant Thunder 遠い予兆
図鑑、遠い予兆
- Notes on Distant Thunder
Notes on 覚書 + Distant Thunder 遠い予兆
覚書、遠い予兆
- Lessons in Borrowed Rooms
Lessons in 教訓 + Borrowed Rooms 借り部屋
教訓、借り部屋
- Instructions for Idle Hands
Instructions for 仕組み + Idle Hands 手持ち無沙汰
仕組み、手持ち無沙汰
- The Season of Slow Repairs
The Season of 巡る季節 + Slow Repairs ゆるやかな修繕
巡る季節、ゆるやかな修繕
- A Theory of Minor Miracles
A Theory of 解釈 + Minor Miracles 小さな奇跡
解釈、小さな奇跡
- An Atlas of Spare Parts
An Atlas of 地図帳 + Spare Parts 予備部品
地図帳、予備部品
アルバムの題の組み立て方
¶アルバムの題は12曲を覆わなければならないので、曲名とは別の働きをします。よく使われる解は、枠になる句のあとに名詞句を置く形です。Letters from Borrowed Rooms「書簡、借り部屋」、An Inventory of Small Disasters「総目録、小さな災厄」、Instructions for Wet Cement「仕組み、固まらぬ漆喰」。枠のほうが、その作品がどんな種類の文書なのかを聴き手に告げます。報告書なのか、地図なのか、賛美歌の束なのか。名詞句のほうが、何についてのものかを告げます。二つ合わせて、寄せ集めではなく一つの全体を約束します。
ほかの手は見かけより幅が狭いです。抽象語一語で一枚を担えるのは、そこに意味を持たせられるだけの知名度がすでにある場合だけです。一曲から取った歌詞の一節は、そう意図していなくてもその曲を中心に据えてしまいがちです。収録曲の題をそのままアルバムの題にするのはいちばん古い手で、いまも働きますが、曲順を平らにします。聴き手は表題曲を要点として扱い、ほかのすべてを背景として扱うからです。
実務のうえでは、題はアートワークと棚を生き延びなければなりません。画像の上に組まれ、配信のタイル表示でごく小さく並び、人に薦められるときは声に出されます。ですから打ち込めない記号と、検索に掛からない崩し綴りは避けてください。プレスに回す前に、その句をそのままの形で既発の作品と照らし合わせてください。そしてアーティスト名と題を区別できるようにしておいてください。クレジットとメタデータが互いに潰れ合わないためです。
質問
アルバムの題はどう付けますか
先に枠を見つけてください。その作品が報告書なのか、書簡の束なのか、地図なのか、手順書なのかを決めて、それから何を覆っているかを述べる名詞句を付けます。Notes on Unsent Letters「覚書、出されぬ手紙」のような二部構成にすると、一曲を指すのではなく収録曲全体を抱える題になりますし、いちばん強い曲を先行配信のために空けておけます。
アルバムに収録曲の題を付けてよいですか
正当で、とても古い手ですし、題を覚えてもらいやすくなります。代償は、その曲が最良かどうかに関わらず作品の中心になってしまうことと、批評がアルバム全体をその曲を通して読むことです。曲順がそれを支えていないなら、代わりに全体を覆う句を取ってください。Hymns for Bad Maps「賛美歌、誤った図」のように、どの曲にも寄りかからない形が安全です。
同じ題のアルバムが二枚あってもよいですか
かまいません。アルバムの題は商標のように保護されていませんし、重複はどのジャンルにもあります。実務上の問題は検索です。有名な作品と同じ題にすると、検索結果とプレイリストの一致を丸ごと取り逃がします。アートワークを固める前に、配信サービスとディスコグラフィのデータベースで、その句をそのままの形で確かめてください。
アルバムの題はどのくらいの長さが良いですか
長い題は伝統的で、実際に働きます。ただし配信のタイル表示で切られますし、会話のなかでは頭の二語か三語に縮められます。ですからその数語が単独で立つようにしてください。A Field Guide to Small Hours「図鑑、丑三つ時」なら、頭の二語だけでも通ります。店先で声に出したくない題や、綴りを確かめずには打てない題は、聴き手をゆっくり減らしていく題です。